= 今週のTOPIC =

第57回  =あなたは創作派?居住派?=(October 20, 2004)

台風23号の影でかなりの雨が降りました。私の住む箕面市は大阪府の北部にあるのですが、台風が通過した後の突風で、大きな樹木が傾いたり、看板が飛ぶなど大変な状況になっています。夜間は消防隊員の方たちが出動して警戒にあたっておられました。皆さんのところは大丈夫でしたでしょうか。
 
さて、今回は 今までアーデン.ステューディオを案内してきて感じたことをお話します。
見学に来られた方に、アンケートの記入をお願いしてきました。ご協力いただいた皆様 ありがとうございました。記入方式でお答えいただいたのですが、面白い傾向が見られました。住むことを目的に来れれた方と、楽器演奏や創作活動などを主目的に来れれる方とでは全く違った回答になっています。
 
住むことを目的にこられ方は、まずデザインと設備に目が行くようです。具体的な内容の感想ではなく、何々が「良かった」、「悪かった」という○×の回答が多かったです。住むことを基準にして考えておられるので、必然的にそのような回答になるようです。
「エントランスの吹き抜けが最高!」
「・・・の部屋のシューズボックスが残念」
「アイランドキッチンが気に入りました。」
 
一方、楽器演奏などを目的に来れれた方は、デザインに関することや、音響空間として感じたことを具体的な例えを用いた感想を述べられています。音楽だけにこだわらず、創作活動をされている方は、外から入ってくる雑音にはすごく神経を遣っておられます。回答からは、音楽を創造する環境として満足できるかどうかを意識されているのが伝わってきます。
「建物そのものが芸術作品のように感じた。」
「外国のホールにいる感じで、まるでオペラ座みたいな感じ。 すごく素敵!!」
「集中力が高まって、想像力が豊かになり、イメージが膨らむ。」
「このシンプルなデザインは、色々と音楽の発見が出来そうな感じがするので、本当に素晴らしいと思う!」
 
見学に訪れた方の共通した感想は、
「ここはマンション?」という不思議な感覚を持たれるようです。
「マンション」=「居住空間」という概念があるので、必然的にこのように感じられるのでしょう。
 
いつも何か違った刺激を与えるような空間。想像力を高める空間。
アーデン.ステューディオは、住む人の感性を豊かにしてくれる空間です。
皆さんと一緒に、色々な夢を実現させる空間にして行けたら素晴らしいと思います。

October 20, 2004 ○Writer:mitsugu


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(株)ミツグ商事
Ardent.Studio アーデン.ステューディオ係
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