= 今週のTOPIC =
第44回 =驚きの結果!! 防音性能=(June 02, 2004)
お待たせいたしました!
報告が遅くなっていましたが、3月に実施した防音性能測定の結果報告です。
大建工業(株)S&A部がJISに準拠して測定を行いました。
今回は「室間音圧レベル差」と「残響時間」の測定です。
簡単に言うと、隣接する室間での音漏・室内での音響を調べるものです。
アンプと雑音発生器 高速レベルレコーダー |
日本建築学会奨励基準(集合住宅)ではD-55以上を特級としています。 特級とは「遮音性能性能上とくにすぐれている」水準であり、その性能水準は「特別に高い性能が要求された場合の性能水準」としています。 なんとアーデン.ステューディオの遮音性能は、界壁でD-55、界床でD-70という測定値を得ました。 500Hzの性能としては、界壁が66dB、上下の界床が73〜76dBの値です。 音楽に携わっておられる方なら、説明するまでなく驚かれる数値だと思います。 20cm厚のコンクリートの遮音性が約50dBです。 5dB性能を増ごとにその厚さを倍にする必要があります。 60dBの性能を得るためには、80cm厚のコンクリート壁が必要になることを考えると、アーデン.ステューディオの遮音性能のすごさを分かっていただけるでしょう。 |
続いて残響時間についてですが、予想どおり全体的に長めの数値となりました。 フラットフロアのA1タイプで0.7〜0.8秒、メゾネットのB2タイプで0.8〜1.3秒です。 理想とする残響時間は、床の広さや天井の高さ、部屋の大きさによってことなります。 演奏する楽器によっても違ってきます。 窓にカーテン等の吸音素材が全くない状態での測定なので、実際の使用時よりも長めの結果となりました。 壁面のピクチャーレールを利用した吸音カーテンの取り付けや、吸音パネルを設置することで好みの残響時間に調整することが出来ます。 これらの数値結果だけで判断するのではなく、実際に体で感じる事が一番の確認方法です。 あくまでも判断基準の目安として捕らえていただきたいと思います。 お手持ちの楽器やグランドピアノを演奏して見たい方はお気軽にお問合せください。 |
普通騒音計 スピーカー |
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7月16日(金)にサロンコンサートを開催いたします。
<見学受付・お問合先>
(株)ミツグ商事
Ardent.Studio アーデン.ステューディオ係
TEL 072-725-2226 / FAX 072-796-1116
June 02, 2004 ○Writer:mitsugu
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