= 今週のTOPIC =
第40回 =かなりの驚き!!=(May 05, 2004)
記念すべき40回はわざわざ愛知から興味本位のみで見学に来てくれたmoth(モス)さんです。
彼はビル管理等をされている会社に勤務しております。
マンションを管理する側からの感想が3回に渡って聞けることになりました。
◎四月の蒸し暑い日、興味と期待を胸に、牧落に到着・・・
「かなり田舎でしょ??」
ミツグさんの質問に、声を詰まらせる(笑)
「見慣れた風景です(笑)」
言うなれば、人の生活する上で大切な物が残っている場所、
そんな感じの空間に、その建物は建っていた!!「かっこいい!!」
第一印象である。
そして、次に来たのが・・・
(マジっすか!!)こう見えても、ビルを丸ごとって宣伝している会社の社員である(笑)
良い悪いが、素人さんよりは、少しは分かるのである。
一番判るのは、金をどれだけ、真剣につぎ込んだかだけど(^_^.)
とにかく、外観からして、圧巻である。
確かに目立ってる!!
でも、周りから浮いてるわけでもない。
全てのラインが計算されていて、
傾斜や曲線、影に至るまで、想いがこもっている・・・
コンクリートの打ちっぱなしで、金属も多用しているので、
普通は冷たい印象を受けるはずなのに、
どこか暖かい・・・
かといって生活感があるわけでもない。
普通のマンションやビルを見慣れている私にとって、
ものすごい違和感を覚えるのだ。
外観だけで、この建物は普通じゃありませんよ♪
そう訴えてきているような・・・
とにかく気になる所が満載なのだ!!
早く中に入りたい!!見たい!!早速、中に入って見ると。。。
思いっきり吹き抜けである!!
どうしても建物の構造状、昇降施設は隅に追いやられることが多い。
階段のスペースが勿体無いからだ。
(よく見かける、建物の外にある、ちゃっちぃ階段とかね)
ところが・・・Ardent.Studioは、ど真ん中にあるのだ!!
しかも吹き抜けである!!
説明によると、イベントスペースにも使えるようにとのこと・・・
すでに、常識の範囲を超えている(笑)
それにも驚いたけど、一番は打ちっぱなしの壁だ!!
コンクリートと言うのは、基本的に単体で使用出来るものではない。
砂や砂利を混ぜる事によって、強度をだす代物である。
そっと壁に触れてみる・・・
スベスベなのだ♪
ものすごい密度が濃い証拠である。
密度が濃い=流し込みにくい
のに、このArdent.Studioでは、一番上まで吹き抜けなのである。
想像を絶する手間と時間を掛けたとしか、素人のおれにはわからないが、
とにかくすごい!!
見て判るだろうか・・・
左側の壁がその、コンクリートの打ちっぱなしなのである。
つるつるなのが、よ〜〜く判りますよね??
この壁を吹き抜けに使っている事により、
前方から差す光の影の演出を、より一層引き出してるのだ。とにかく、とにかくだ、デザインだけじゃない。
建築素材、資材、どれを取っても、妥協がないのが、
たった、五分程度見させてもらっただけで、判るのだ。
とにかく、すごい・・・
しかし、ここは見本市ではない。
人が暮らすスペースである。
そこにも妥協がない・・・
(途中から、意地でも、このマンションの弱点を探そうとしているモス(笑))色々な人が暮らすのが、マンションである。
当然、生活していれば、音も出るし、トラブルもある。
その為、ある程度はその辺も想定して、
設計されるのが確かに常識なのだが・・・
Ardent.Studioは、その辺もまったく妥協がない!!
(この辺から、少しはしようよ・・・って気分になってきてる(笑))
基本的なマンションでは、配管類は部屋の入り口付近に多い。
その方が、敷地を有効に使えるからだけど、
上からの流す音や、トラブル時の対応が大変なのである。
ここは、違うのだ・・・
吹き抜けの後ろ、つまり真ん中の壁に集約されて、納められている。
つまり、いくら水が流れようが、部屋の中に音が聞こえ無いのだ!!
しかも、トラブル時も住民の方に迷惑をかけず、好きな時にメンテナンスが出来る!!
よくまぁ、こんなにきちんと考えたもんだ・・・
間抜けな感想が声になってしまった(笑)
続く。
<見学受付・お問合先>
(株)ミツグ商事
Ardent.Studio アーデン.ステューディオ係
TEL 072-725-2226 / FAX 072-796-1116
May 05, 2004 ○Writer:moth
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