= 今週のTOPIC =
第36回 =バイオリンの音に感激!!=(April 07, 2004)
先日、バイオリニストの釋 伸司(しゃく しんじ)さんと奥様でピアニストの智美さんご夫妻が見学に来られました。 室内でバイオリンを弾いてみたいというご希望でしたので、案内前からわくわくした気分でした。 私と一緒に建築デザイナーの木村氏や現場監督の山中氏も案内に協力していただきました。 山中氏には、床の遮音確認のために、上の部屋で飛び跳ねてもらったり、ドンドンと歩いたもらったりと苦労を掛けました。 アーデン.ステューディオに到着されて、まず木村氏からデザインなどの説明を簡単にしていただき、エントランスへとご案内しました。 もちろんそこには、スピーカーからクラシック音楽が流れています。 いよいよモデルルームへ案内です。 遮音性能は全く心配しいなかったのですが、音の響きについて、プロの方がどのように感じられるか不安な気持ちでした。 |
室内に案内すると、伸司さんはすぐにお持ちになったバイオリンをケースから取り出され、おもむろに弾き始められました。 すごく自然な一連の動作なので、しばらく撮影を忘れて眺めていました。 奥様の智子さんは、ご主人が弾き始めると同時に、隣の部屋に防音性能を確認に行かれました。 すごく息の合ったご夫婦だと思いました。 私も少し遅れて隣の部屋に行ったのですが、バイオリンの音は全く聞こえてきませんでした。 もしピアノがあれば、奥様の智美さんに演奏していただけたのにと思うと残念な気がします。 ご主人の伸司さんには、音響システムを使って防音を体感していただきました。 |
折角ですので、メゾネットタイプでも実際にバイオリンを弾いていただきました。 家具やカーテンがない状態なので、少し響きすぎる感じです。 吸音や音の拡散はある程度調節できるので、まずまず満足できる結果だったと思います。 プロの方を案内するのは、緊張感と同時に楽しみもあってすごく充実した時間を過ごせたと思います。 |
案内後にゆっくりお話しする時間を取っていただく事が出来ました。 私をはじめ、デザイナーや現場監督などこのプロジェクトに関る人たちのこだわりの気持ちと情熱は十分ご理解いただけたのではないかと思います。 貴重な意見や感想をいただけたことを嬉しく思います。 釋ご夫妻のコメントは後日このTOPICで紹介させていただきます。 |
<見学受付・お問合先>
(株)ミツグ商事
Ardent.Studio アーデン.ステューディオ係
TEL 072-725-2226 / FAX 072-796-1116
April 07, 2004 ○Writer:mitsugu
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