= 今週のTOPIC =

第29回  =トランペットで音響・防音テスト=(February 18, 2004)

内装工事も順調に進められています。
先日、音響・防音効果をみるためのテストを実施しました。
まだ室内は完成していませんので、遮音・吸音の効果がどの程度になるのかを予測するための予備テストです。
まだサッシュ等の建具がまだ完全に取り付けられていない状態のため、あくまでも参考という位置付けです。
主な目的は、天井の仕上げ材を検討することです。

テストの結果、天井の吸音をし過ぎると音が死んでしまい、心地よい音響が得られないことがわかりました。

テストを行なうまでは、しっかりと吸音しないと理想の音響・防音にはならないという思いを強く持っていました。

実際に楽器の音を聞いてみて、それが自分勝手な思い込みであったことがよくわかりました。

生のトランペット音で、低音・高音の響きや残響音を耳で確認したのですが、吸音率の高い部屋だと全く音に艶が感じられず、味気ない音色に聞こえます。

そのような音の響かない空間で生活する事を思うと不気味な感じがします。

天井の仕上げ材には特別の吸音材は使わない方が、理想的な音が得られると判断しました。

=音圧計=
音響に関しては、部屋で使用する楽器にもかなり左右されますが、アーデン.ステューディオでは、ピアノやバイオリン・サックス等の生楽器を演奏することを前提とした空間にしようと考えています。

室内に何もない状態と、実際に物が置かれている状態では、かなり音の拡散の仕方も違ってきます。

状況に合わせた工夫をしていただくことも必要だと思います。

楽器演奏する時に一番気がかりなのが、外への音漏れです。

テストに使ったトランペットは私自身が吹きました。

今まで音圧を計ったことがなかったのですが、100dBを超える音が出る楽器ということを実感できました。

吹く強さにもよりますが、高い音ほど軽く吹いても100dBを超えることがわかりました。アーデン.ステューディオは、遮音性能について最重要課題としています。

自宅にもアーデン.ステューディオのような部屋があればとあらためて思います。
アーデン.ステューディオの建築に携わる者全員が、本気で本物を創るという気持ちで取組んでいますので、期待以上の物が出来上がると思っています。

February 18, 2004 ○Writer:mitsugu

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