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第28回 =こだわりの音響空間をめざしてPart4=(February 11, 2004)
2月を迎えて寒い日が続き、指先を冷たくしながらの細かい作業は大変だと思います。 現場の写真を撮影しているだけで手が冷えてきます。 今回は天井の構造についての説明です。 現場で撮影した画像も参考にご覧下さい。 |
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基本的な構造は、コンクリートの天井に吊りボルトで吊り木を固定し、野縁(のぶち)を取りつけます。 野縁の上に吸音ウールを隙間なく敷き詰め、野縁に石膏ボードを張り付けます。 そこに天井クロスや吸音材を施して天井を仕上げます。 写真は、石膏ボードを張る作業までの様子です。 天井に使用している吸音ウールは、厚手のものを使用する事により吸音効果を高めています。 吸音ウールには優れた断熱効果もありますので、快適な住環境にも役立ちます。 天井の構造だけを見ると、防音性能は大丈夫なのかと疑問に思われる方もおられると思います。 アーデン.ステューディオは、全ての部屋が防音構造なので上階の床と一体の天井防音の設計になっています。 |
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2月中旬にモデルルームを使った音響・防音テストを実施し、最終的な仕上げ材を決定します。 今回までご紹介してきた壁や床についてもテストの結果を踏まえて仕様変更する場合もあります。 あくまでもこだわりのある音響空間をめざして今後も取組んで行きます。 音響・防音テストの実施状況についてもご案内する予定をしております。 アーデン.ステューディオ関するご質問がございましたらお気軽にお問合わせ下さい。 |
February 11, 2004 ○Writer:mitsugu
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