= 今週のTOPIC =
第20回 =特徴<防音・音響Part3>=(December 17, 2003)
前回までのTOPICでArdent.Studio( アーデン.ステューディオ)の防音性能についてご理解いただけたと思います。
しかし、音を楽しむには単に音を漏れないようにする対策だけだはでは満足のいく音楽環境は創れません。
音響も考慮した防音が必要となってきます。
音が反射しき過ぎても、吸音され過ぎてもいけません。
壁に使用する材料だけでなく、部屋の広さや形も音響に関係してきます。
また演奏する楽器によっても効果が違ってきます。
Ardent.Studioの性能を更に知っていただくために、音響に関することがらについて簡単に説明しておきます
「遮音と吸音」 | 「フラッターエコー」 | 「残響時間」 |
TOPIC第16回でも説明しているように「遮音」は音を反射することによって漏れるのを防ぐことです。 逆に「吸音」は音を吸収して反響を小さくすることです。 吸音性能の高い材料をうまく使用することでバランスよい反響音を創りだす防音が大切です。 |
平行した反射面の間で音が反射する現象をいいます。 この現象が起きると明瞭な音の響きが得られません。 天井と床、向かい合う壁などへの対策が必要です。 吸音材の設置や、凹凸を付けるなどの工夫をします。 カーテンを使用した吸音も対策の一つになります。 |
音源が停止した後に残る音響を残響、そして音厚が60dB下がるまでの時間を残響時間といいます。 大きなコンサートホールや自宅の防音室など、その大きさや目的によって好ましい残響時間は異なります。 また、演奏する楽器によっても吸音率の変化がある為、残響時間のコントロールは非常に難しいのです。 音響設計計算で大きな違いが出る可能性が高いのが残響時間です。 |
Ardent.Studioでは、各部屋で防音性能・音響テストを行ないます。
そして、それぞれの特性に応じた快適な音楽空間を創造して行きます。
防音に関する「お問合わせ」や、その他の「ご質問」を受付しております。
December 17, 2003 ○Writer:mitsugu
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