= 今週のTOPIC =

第19回  =特徴<防音・音響Part2>=(December 10, 2003)

騒音というと「車のエンジン音」「隣から聞こえてくるテレビ音」「上階の足音」等を思い浮かべます。

前回お話したように、これらへの対策として、防音壁・二重床・二重サッシ等を設けています。

しかし、これだけで大丈夫なのでしょうか。

Ardent.Studioには、更に防音性能を高める工夫があります。
「5階トイレのを流水音が、1階で聞こえる」という話しを聞いた事はありませんか?
音が縦の配水管の中を通り、伝わってわってしまうのです。
勿論そのような場合には、1階の音も5階に届いている訳です。

Ardent.Studioでは、そうしたパイプシャフト等による騒音を防ぐため、PS(パイプスペース)を住戸の外に設けています。
共用廊下部分にPSを設置するのが一般的な対策ですが、Ardent.Studioでは、共用廊下の更に外側に独立した形でPSを設けています。
住戸から距離が離れるほど、配管の水平勾配の確保が難しいので、まずこのような建物はないでしょう。
他に見落しがちな騒音としては、共用廊下を歩く足音があります。
廊下を歩くときに生じる靴の衝撃音は、意外と大きなものです。

Ardent.Studioは、室内の床と同じように、浮き床構造になっています。
これは衝撃音対策であると同時に、PSを住戸から完全に独立させることを可能にしました。

住空間と一体となった防音への取組みにより、広い空間の確保と、有効利用を可能にしています。
アーデン.ステューディオでは、防音に関する「お問合わせ」や、その他の「ご質問」を受付しております。

December 10, 2003 ○Writer:mitsugu

●Copyright reserved by Ardent.Studio●