= 今週のTOPIC =
第16回 =デザイン<音の表現Part1>=(November 19, 2003)
Ardent.Studio(アーデン.ステューディオ)ならではの嗜好がなされている「音を表現するデザイン」を紹介したい。 今回はPart1として、その一部をご案内する。 |
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Ardent.Studioは防音特性を実現させる為、横一列の4つの空間を2つの空間ごとに分断型配置(いわゆる2BOX)してデザインされている。 BOX間の空間は防音技術的観点から、空気層の役割を果たしている。 これにより利用者同士の快適さを実現しているのである。 → |
同時に、その空間はエントランスの役割を果たしており、正面外部に設置された曲面ルーバーは4F屋上まで達する。 あたかもこの空間の真の理解者を包み込む様である。 Ardent.Studioからの強烈なメッセージを、このルーバーから放たれる音の「リズム」・「旋律」を通じて体全体で感じることになるのである。 ↓ |
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夜には、内側からのライトアップが曲面ルーバーに光りの「リズム」と「旋律」を演出させる。 この演出にアレンジを加えるのは、各空間を利用する人達自身である。 コンクリートスリットから漏れる内部の光と、外壁面一極に設置されたガラス開口から放たれる光の陰影は、 新たな「リズム」と「旋律」となるであろう。 実際の音楽をを用いずして音をメージさせる斬新なデザインは、すべて「音」・「リズム」を最大限に体感させ得るものである。 |
November 19, 2003 ○Writer: (株)アルファ建築設計事務所
木村貞基
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